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風の吹くまま、気の向くまま

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うすうす

本当にこれは些細なニュアンスです。個人差があると思います。私がどうしても変だと感じる言葉について、ちょっと記します。ただしあくまでも「日本語の使い方として」です。内容とかには一切関係ありませんので……政治的なこととかではないです。念のため。

テレビを見ていてことばに違和感を覚えることは多々あるのですが。
昨夜見たニュースでは、M大臣が
「薄々思い出してきた」
とおっしゃったそうで。
思わず「ん???」となりました。
いや、言いたいことは分かりますよ。大体の意味はあってるし、通じると思います。問題は使い方というか……ちょっとズレがあると思うのは私だけなのかな?
普通、「うすうす」って「薄々分かっていた」とか「薄々気づいてはいたけれど……」とかいうふうに使いませんか? 「薄々思い出す」って言うかなあ。
三省堂の新明解(第七版)によると、当該語彙の意味は「物事の事情や真相について、明確にではないが何となく感じとして分かっている様子。」とあります。あーやっぱりねって思いました。
最後の「分かっている」っていうところがミソなんですね。「分かってる」のと「忘れていたものを思い出す」とは違うじゃないですか。
些細なことかもしれませんが、私にとっては結構違和感ありました。
こういうことって、本当に色んなところであります。もちろん、私のほうがおかしくて、辞書で見るとちゃんと載ってることも少なくないです。自分にもあんまり自信がないので、おかしいなと思ったら辞書で調べるようにしています。これは職業柄もありますけどね。

最近では、「~と言わんばかり」の使い方でおかしいなあと思うものがありました。これは実はweb上の小説の中の話。web上のものだと誤変換っていうのも目につきますね。もちろん私自身のお話の中にも、後で読み返すと絶対にあるので偉そうなことは言えませんけどね。(笑)人間の脳って、自分で勝手に足りないところとかは補ったり、無意識に正しい解釈に置き換えたりして読んでるんですよね。だから気づきにくい。脱字とかはその最たる例ですね。一字ぐらい抜けてても脳が勝手に補完してくれるのでするっと読んでしまう。むしろ外国人のほうがよく気づきますね。一字一字辿るように読むからかな?
昔は、見つけると親切のつもりで教えていましたけど、最近ではもうやらなくなりました。実は誤字脱字なんてそんなに大したことじゃないって思えてきたからです。意味が通じてればね。さっきの「うすうす」にしても、使い方はちょっとおかしいけど(いやもしかして「おかしい」とも言い切れないのか?)、言いたいことは通じているのでそんな目くじら立てることでもないのかな、と。
年とともに丸くなってきたということかな。(笑)いいほうに解釈しておこう……(^v^)
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超どうでもいい話

今日はもう真夏のように暑かったです…
それでもまだエアコンはつけんゾ……何を意地張ってるのかな私は^^;

忍足くん連載、一応終わりまで行きました。
ただね…まだまだ推敲が必要です。読み返してみたら、初めの方めっちゃ色んな伏線はりまくってて、ところが全然回収しないまま終わっちゃってるんで(笑)
いやその伏線回収しようと思ったらもっとめっちゃ長くなるし複雑になるしドロドロになりそうなので、もうその伏線のほうを削除しようかなと。
ま、こないだも書きましたがアップするのは秋なので、まだ時間はたっぷりあるし、もうちょっとよく吟味します。

で、タイトルの「超どうでもいい話」は最近ツイッターで見かけた文章の規則についての話なので続きからにしておきます。
断っておきますが本当にどうでもいいですよ。(笑)大丈夫な方のみドウゾ!

「おん」のハナシ

ずーっとずーっと以前にも、話題になってたことあるんですが…
最近、またよく見かけるようになり、もしかしたらもう市民権を得ているのか…???とも思うんですが、どうしてもどうしても気になるんです…
しかし多分、こんなことグダグダ気にするの私だけだと思うんで、続きからにしておきます。
読んでもイラっと来ない方のみお読みくださいね~(笑)

「雨が降りつづける」

最近……というか、ここ数年?
ずっと気になっているのですが、「雨が降りつづける」って言う人増えてませんか。
歌詞にもあったし、あと一昨日はNHKのお天気キャスターが「降りつづける」を使っていて
(厳密に何と言ったかは忘れましたが…)
ちょっとショックを受けました。おおう…ついにNHKまでも…ってね。
娘(25)に聞いてみたところ、「ん? なんか違和感はあるけど…何が変なんだろ?」
っていう感じで、しゃべってるうちに分からなくなってきたようで
「あれ、やっぱいいのか」なんて言ってましたね。(笑)
以下、結構グダグダと理屈を述べますので、興味のある方だけドウゾ!

ごろごろ、ぐうぐう

先日のオノマトペの授業の話です。
このオノマトペ(擬音語、擬態語)というのは、外国人にとって非常に厄介。なぜって、全然理論的じゃないからです。
「ごろごろ」を扱っていて、雷の音とか大きいものが転がる音とか、それぞれ調べてきたことを言い合っている時。一人の学生が、
「犬が吠える前に出す音」
「うーん…それは『ごろごろ』じゃなくて『グルグル』かなー」
 猫は喉を鳴らすとき「ゴロゴロ」だけどね、と言うと「えええ? なんで?」
 するとまた一人が、
「お腹もその音がありますね」
「ああ、うん、お腹の調子が悪いときね、ゴロゴロって言いますね」
「お腹がすいた時もそうですね」
「いやいや、お腹が空いたときは『グーグー』だね」
 周りにいた学生全員が、
「WHY?!」
と言いたげでした。(笑)

 日本語って、本当に面白いですね。

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