めちゃ泣きました……
借りて呼んだ漫画。清水玲子の『輝夜姫』(かぐやひめ)。
あれ、もう終わってたんですね。全然知らなくて、22巻ぐらいまでは読んでたんですが、その先をあるだけ借りてきたんです。これ、もう連載すごい長かったですよねぇ。もう私なんて10年以上前から読んでる気がするんですけど。完結してると知って、すごくすごくすごーく残念でした。もう読めない、と思って。
この方の漫画は、まず絵がすごく美しい。顔だけじゃなく、身体のラインとかポーズ一つ一つが、すごい絵になってて素敵。
それと、何よりもストーリーがすごく面白いです。発想が斬新だし、すごくよく練られてるなーって思います。そして登場人物の性格とか言動が…、何と言うか、私なんかでは絶対に書けない、思いもよらないような意外性にあふれています。(笑)
この作品の中で一番好きなのはミラー。途中まではそれほどでもなかったんですが。髪を切ったあたりから、もう「かかかかかカッコいいっっっ」となり、一途にヒロインを想うあたりは涙なくしては読めませんでした。最後もあまりの切なさに泣けて泣けて……ううううっ
他の登場人物たちも、本当に生き生きしてて、奇想天外な話なのにすごく現実感あふれてるんですよねー。
実は、途中までは妹が買ってて、その後妹は引っ越してしまって借りることもできず、仕方なくブックオフで立ち読みしたりレンタルしたりしてたんですが、なんかもう是非自分の手元に置きたくなってしまいました。
感動のあまり長々と書いてしまった……。(苦笑)
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