上のタイトルは、今日、私の学生が作った文です。(笑)
「台風で」の後を作る課題で、本当は「台風で電車が止まった」とか「家が壊れた」とか、そんな文を作ってほしかったんですけどね。
でも、この文を言われた瞬間、突風に乗ってフランスまで飛ばされている彼が脳裏に浮かんで、ついつい大爆笑してしまった私です。……ちなみに、彼は結構小太りの、多分20代後半のアメリカ人。
彼は弁護士さんで頭がいいので、多分この文は分かっててわざと作ったんじゃないかと。
……ところで、今、不二様のお誕生日のお話とか、4月から始める始めると言っている千石くんのお話とか、
書き始めているんですが、今ピタリと手が止まってしまってます。
あ、4月からのお話をもう書いてるのかと思われるかもしれませんが、私の場合遅いくらいでして。(笑)
なにしろかなりな長編になる予定なので、先まで見通しがついてからでないとアップできないんです。
本当は、全部最後まで書いてからアップしたいくらいです。…でもさすがにそれは無理なので、せめて……自分で「これならやれそう」とメドがついてから、と思ってるんですけどね。
で、それがどうしてピタリと止まってしまっているかと言うと…。
他のオリジナル小説サイトさんのお話を読んでたら、もうたまらなく自分が嫌になってしまったからです。
もちろん、私は自分に才能があるとか、すごく出来のいい話を書いてるとか、そんなこと全然思ってませんけど。
でも、圧倒的な才能の差を見せつけられると、どうしようもなく自分が情けなくみじめに思えてくるわけで…。
つか、何と言うか、私ってなんていい加減に書いてるんだろう、という自己嫌悪?
すごーく考え抜かれ、構成も練りに練られ、文章も磨き抜かれた、そんな作品を読んでしまうと、もう自分の書いてるものなんて馬鹿馬鹿しくて、本当に嫌になります。
あー、もうどうしよう。一から全部、白紙に戻して書き直そうか、とか。
でもそんな時間もないし。せっかく書いたものも捨てるに忍びない。
というよりも、そもそも一から書き直したって、どうせそんな素晴らしい物が出来るわけがない。
……と、ここまでグチグチグチグチ書いてきて、思い出しました。
韓国には、「始めたら、もう半分はできた」とかいう意味の諺があるそうです。
つまり、「始める」ことがとても難しいから、もし「始める」ことが出来たなら、それはもう半分達成したのと同じだ、という意味なんですね。
どうせダメだ、と思って最初からやらなければ、何も始まらない、ということなんだよね。
すいません、今日はちょっと愚痴ってしまいました。
あ、メッセージ、いただいてます。ありがとうございます。お返事はまた明日にでもいたしますね。
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