私の考えるサエバネはあくまでも友情の延長ですね。
とにかくサエさんはバネさんにコンプレックスを持っていて、コイツには敵わないってずっと思ってて、それが高じて憧れと言うか慕情にまでなってるといいと思ってます。
バネさんのほうは、完全にノーマルなんでサエさんにはもう純粋に友情しか持ってない。しかもかなり厚いですよね。大体バネさんって情に厚い人なので誰にでも基本好意を持ってるしパーソナルスペースがほぼゼロ(笑)でガシガシ肩組んだり触ったりするけど、本当に純粋な好意や友情。そんなバネさんにとってテニス部の仲間はもう家族というか身内、肉親と同等だから、サエさんのことも分け隔てなく肩組んだり頭ガシガシやったりするわけです。
サエさんはバネさんにそうされるたびに嬉しくて切なくて死にそうになってるんだけど、他の仲間とかにも同じようにやってるのを見ると何となくモヤッとする。それがだんだんひどくなってきて、なんだ? なんで俺はこんなにモヤモヤするんだ? なんでこんなに苦しい感じになるんだ? って思って、ある時、そうか、俺はバネが好きなんだって気づいて自分でも愕然とするといいな……でもバネさんには100%友情しかないって痛いほど分かってるので、自分の気持ちなんて死んでも言えない。それでもう、苦しくて切なくてのたうち回りながらも表に出さずににこにこ笑ってバネさんのそばにいるんです。(´;ω;`)
こんなんですみません……でもサエさんには切ない恋が本当に似合うと思います。
無題