後書きにも書きましたが、このお話はまず「白石くんで」というのが大前提のお話でした。
所々にモノローグを入れて書こうと思ったときに浮かんだのが甲i斐iバンドの「安i奈」。なのでデフォ名も「杏菜」です。内容は全然違うんですが、イメージだけですね。
以前にも、ツイッターでも何回も書きましたが、今回は本当に全体をあまり考えずに書き始めたので、辻褄を合わせるのにちょっと苦労しましたね。(笑)
幽霊というのは、実は途中で思いついて結構無理やり入れたんです。あまり深刻になりすぎるのもイヤだったんで…。
そしてこの幽霊に関しては、本当はどうだったのかは分かりません。ヒロインには本当に見えていたようですが、もしかしたらそれは幻覚だったのかもしれないし、本当に霊がいたのかもしれません。トシヤの気持ちだってもう死んでしまってるので誰にも分からない。白石くんの思ったとおりかもしれないし、本当は違うのかもしれません。
そこは白黒はっきりしてなくてもいいんじゃない? と思っています。というか、本当に誰にも分からないので。「正解」がないということは現実にはよくあることですもんね。色んな解釈があっていいと思います。
あと、ヒロインの生い立ちについてはほとんど言及できませんでしたが、かなり不幸な子供時代だったということは想像できると思います。ハiリー・ポiッiタiーのハリーをイメージしてもらえれば分かりやすいかなぁ…。ま、これも、このお話ではそんなに重要なことではないのであえて書きませんでした。もっと長編になれば必要になってくるかもしれませんが。……というか、そんなカッコつけて言わなくても、これ以上長くしたくなかったというのが本音ですかね。^^; あとこれ以上暗い感じにしたくなかったし。
とにかく、私にしては珍しくシリアスタッチで始まりましたが最後はそんなでもなかったかな、と思います。起承転結で4話ぐらい、と思っていたのに「転」が思いのほか長くなり、「起承転転転結」ぐらいな感じになりましたかね。(笑)
これからも私はこんな感じでゆる~く書いていくと思います。
今回も、色々ありながらも楽しく書けました。皆様にも、私の半分くらいでも楽しんでいただければいいな。(^v^)
無題