宮べさんの、『そろもんの◆証』を図書館で借りて読んでいます。
もともと私は「電車のお供」としてときどき図書館で借りた本を読んでいるのですが…。
でも電車の中でしか読まないんで、つまり往復30分そこそこ。だから1冊読むのに2週間ぐらいかかるんですけども。
今回、どうしてこの本を選んだかと言うと、まずはずっと前から興味があったこと。映画とかドラマ化されていて、今回ドラマになってるのを3回目ぐらいまで? 見てて、なんか映画とだいぶ印象が違う気がして(といっても映画も全部見たわけではないのですが)……
基本的に私は原作派なので、原作を読まないうちに映像化されたものを見たくないのでね。最初から原作を読む気がないものなどは別ですが。
ただ、文庫本が、結構厚いのが6巻ぐらいありますかね? そのボリュームを見て恐れをなしていて(笑)、これはそんな「電車のお供」とか軽い奴じゃねえぞ、と思っていたんですよね。もっと余裕があるときにちゃんと読まないと、片手間に読めるようなもんじゃなさそうだ、と。
で、今は比較的仕事が楽になり、なおかつドラマも見始めて、やっぱこれはドラマより先に原作を読まないと…という気になったのです。来週は特に楽な週で、週末に家でする準備もそんなに大変じゃないので、まずとりあえず1巻を借りてきたのですが…。
2日で読んでしまった。(笑)
やっぱ宮部さんですよねー、読み始めたら止まらなくなる。
で、やっぱり映画やドラマとはかなり印象が違うなって思いました。
映画のことはよく覚えていないんですが、ドラマは本当に全然違ってますね。もちろん、原作の舞台の時代はまだ携帯電話すらなく、ポケベルの時代だったようなので、そこからしてもう違うんですが。(ドラマは現代に合わせてある)
しかし、まず第一発見者が違うし。あと重要な登場人物の家庭環境がめっちゃ違う。
あと一番違うなって思ったのは、被害者(?)とか主人公の女の子の人格。あ、そもそも中学生なのにドラマでは高校生ってなってますね。映画ではどうだったのか覚えてないんですが。
ドラマのほうはまだ途中なので、これから変わるのかもしれませんが…。
もちろんこの長い小説を短くまとめるんだから、かなり省いたり変えたりしなきゃいけないっていうのは分かるんですけどね。なんか違和感だなァ…。
でもまあとりあえず、明日また図書館に行って続きを借りてくるつもりです。(笑)
あ、あとサイト更新しています。例のバネ・サエ連載の続き。よろしければ。
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