先日のオノマトペの授業の話です。
このオノマトペ(擬音語、擬態語)というのは、外国人にとって非常に厄介。なぜって、全然理論的じゃないからです。
「ごろごろ」を扱っていて、雷の音とか大きいものが転がる音とか、それぞれ調べてきたことを言い合っている時。一人の学生が、
「犬が吠える前に出す音」
「うーん…それは『ごろごろ』じゃなくて『グルグル』かなー」
猫は喉を鳴らすとき「ゴロゴロ」だけどね、と言うと「えええ? なんで?」
するとまた一人が、
「お腹もその音がありますね」
「ああ、うん、お腹の調子が悪いときね、ゴロゴロって言いますね」
「お腹がすいた時もそうですね」
「いやいや、お腹が空いたときは『グーグー』だね」
周りにいた学生全員が、
「WHY?!」
と言いたげでした。(笑)
日本語って、本当に面白いですね。
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