歌を歌う人は、歌うのが好きで歌ってるでしょ? 歌うと気持ちいいし、ストレスも発散できるし。
私がお話を書くのも、書くのが好きで書いてるんですよ。だから似てるでしょ!←ムキになるな
で、なんで「一人」カラオケなのか、って言うと…
多分なんですが、やっぱりあれは、歌うのが好きだから、ただ歌いたいから歌ってるわけですよね? 誰かに褒められたいとか、聞いてもらいたいとかじゃないでしょう。
もちろん、練習したいというのもあるかもしれませんが、それでもいいんです。私が書いてるのとまったく同じじゃないですか! ←だからムキになるなって…
一人で気持ちよく、好きな歌を、好きなだけ歌って、もしそれを誰かが部屋の外から聞いてて「いいなー」と思ってくれればそれはまあそれで嬉しい、という感じ。なんかそれが私がサイトやってるのに似てるな、と思ったというわけです。
まあ、私みたいな人ばかりじゃなく、みんなでワイワイ歌うのが好きという人もいるだろうし、そういう人は一人では行かないのかな。もちろんそれは全然アリだし、むしろそっちの方が普通なのかもしれませんね。
そして、私がまだ10代ぐらいの頃はカラオケなんてほとんどなかったのですが(あらトシがバレますわね・笑)、今はみーんな普通にカラオケをやるせいか、歌が上手い人がめっちゃ増えた気がします。素人でもゆーちゅーぶとかにアップしてますよね。ほんと、すごい上手い人多いよね。でも上手いだけじゃプロにはなれないんだよね…。なれたとしても、売れるためにはやっぱり何かプラスアルファが必要でしょう。
あと、歌が上手いと言っても、単に音やリズム、テンポを正しく歌うだけでは魅力的とは言えませんよね。
そういうところも「文章を書く」ことと似てるな、と思います。
いくら文法が正しい文、構成が上手い、ストーリーがよく練られた文、なんかを書けたとしても、やっぱりプラスアルファがないと人をひきつけるような文章にはならないと思うんですよ。そのプラスアルファって何? というのはまったく分かりません。
ひとつだけ分かっているのは、私にはそれは無いということ。(笑)(´;ω;`)
ま、でも、いいんです。私はそれでも書くのが好きだから書くし、一人カラオケをずっと続けるつもりです。
あ、それで思い出しましたけど、『文豪ストレイドッグ』の中に素敵な台詞がありました。
「人は何故書く?
それは、物語の中でなら逢いたい人にいつでも逢えるからだ」