いやもうヤバいです。(笑)
リアルで恋してるかもしれないです私。^^;
相手は20ウン歳の学生(外国人)。
歳の差、実に20歳以上。(笑) もう息子ですよ。orz
しかも彼には14年ぐらい付き合ってる彼女もいるんです。もちろん私にも20歳の娘がいますけども……(笑)
なんか、色ンな意味であり得ないです。マジで、ほんとに。あり得ない。
しかし、色んな学生を見てきましたが、そして中には本当に「いいな~」って思う人も何人もいましたけど、なんと言うか…こんなに好きになった学生は初めて、かもしれない。
彼は漫画家です。だからオタクです。(笑)
しかしオタク特有の暗さとか陰に籠った感じは全然ない、どっちかというと爽やかな青年です。
まあ見た目は普通だと思いますが、笑うとすごく感じがいいです。(*´∀`*)
最初はねぇ、初めてクラスで彼を見た印象は、
「なんだ頭良いなコイツ」でした。(笑)
なんかね、クラスで一人だけレベルが違う感じで、なんで上のクラスにいないんだろうって思いました。逆にやりにくいんですよね、彼にとっては簡単すぎるんじゃないか、つまらないんじゃないか、って気を遣って。
でもそんな様子は全然見られなかった。授業中にラクガキとかをするわけでもないし。
実は、学校に漫画家がいるっていう噂は知っていて、でも彼は滅多に教室を出ないので(オタクだから?笑)まったく顔を知らなかったのです。
で、最初の授業の後、彼が漫画家だったんだって知って、「ああ、そっか、あの子か」って。
それで次の授業の時、一番前に彼が座ってたので、私はちょっと控えめな声で「漫画描いてる人?」って聞いたんですよ。そしたら彼はにこりともせずに「あ、ハイ」ってやっぱり呟くように言って、ふいっと目を逸らしたんですよね。
で、私は「あ、この話題は嬉しくないのかな」って思いました。それが最初の印象。
最初の3ヶ月間はそんな感じで、なんとなく遠慮しながら、探り探りしながら話しかけてました。彼からは一度も話しかけられなかった。授業の質問以外は。(笑)
他の学生は、割とよく色んなことを話しかけてくるんですよ…。「先生、○○知ってますか」とか「この言葉の意味は?」(ドラマとか日本人の友達とかの言葉)とか。
でも彼は一番前の、私に一番近い所に座っていながら、休憩時間には教室の外にも行かないのにずっとスマホでゲーム? してて。(笑) 私が話しかければちゃんとそれを止めて笑顔で応えてくれるけど、なんかすごい礼儀正しい感じだったんですよね。打ち解けるって感じではなかった。一度、私がそのゲームの画面を指でグルグルってして邪魔したら、「ふっ」て笑うだけで怒りもしないし慌てもしない。……なんかどっちが子どもでどっちが大人なんだか分かんないですよね。(笑)
でもそんな所も大好きだったんです。
それから上のクラスでまた一緒になれたときは本当に嬉しかった。
彼と話したい一心で、彼の漫画を買ってすごい読み込んだりしました。実は一度読んだ時はそれほどいいと思わなかったんですけど。だって青年漫画だからね…。私とは合わないんです。(笑) でも彼と話したくて、3回ぐらいは読み返しました。不思議と読むたびに面白くなってきたりするんですよね。
それが功を奏したのか、今学期に入ってすごくよく話すようになりました。すごくと言っても、授業中はそんなプライベートな話をするわけじゃないんですが、やり取りが打ち解けた感じになりました。彼はよく余計なことを言うようになり(笑)、私がそれにツッコんだり怒ったりするようになりました。
クラスもよかったのかもしれません。少人数になったし、よくできる人たちなのでみんな活発に話せましたから。
ある日、偶然ですけど教室に彼と私だけになって、2時間以上ずっと漫画のことをしゃべるという機会がありました。私が途中で「あ、もう帰らなきゃ」と言わなければもっとしゃべっていたかもしれない。それから余計に打ち解けた感じです。でももうその時は学期が終わりに近づいていて、お別れの時間が迫っていたのですけど。(´;ω;`)
その1週間後、今度は「メールアドレス教えてください」って言われました。めちゃめちゃ嬉しかったけど平静を装って仕事のアドレスを教えました。……年の功かな。私ってすごいなって後で思いましたよ。もうそれだけですごい舞い上がってるのにね。(笑)
今週が最後の授業でした。金曜日が修了式。大抵クラスの打ち上げでみんなランチに行くのが恒例です。
火曜日に彼は「(金曜日)一緒に昼メシでもどう?」と誘ってくれました。もちろんクラスのみんなで一緒に行くんですけどね。 でも私がどんなに嬉しかったか、多分誰も想像できないでしょうね。他でもない、彼が誘ってくれたんです。彼は企画してないのにね。(笑)
実はその後、まだ誰も計画してないと知って、「えっ、どうして?」と驚いてましたね。(笑)
それで「誰か…(計画してよ)」って。お前がやれよって感じなんですけどね。(笑)
そして翌日、本当に最後の授業の時、終わってからなんとなく、彼が待ってくれてるのかなって感じました。いつもは結構さっさと出てっちゃうんですけど。(でもそういう所も好きなんだけど・笑)
私がもう一人の終了する学生をハグしてちょっとしゃべってて、その子が「楽しかった」って言ってくれた時、彼は手を上げて「ぼくもです!」って(笑)
それから何となくいっしょに階段を下りていきながら、少しだけ話しました。修了式の時行くと言ったら、「じゃあその時ちゃんと挨拶します、最後の」みたいなことを…「すごく楽しかった、2学期間だけだったのが残念」と。「メールも、書きますから」って言われて、「待ってます。ホントに待ってます」って言ってしまった。もう最後なんだしいいやって思って。
それだけでもう私は泣きそう。もうお腹いっぱいって感じです。(´・ω・`)
明日が金曜日だけど、なんか……楽しみだけど行くのも怖いなあって感じ。泣きそうだし。いや多分泣くと思う。彼だけじゃなく他の学生も終了するからね。
私はいつも終わる学生のことをハグするのですが。男の子も女の子も関係なく。大人でも平気。だって私がもういい歳だから!(笑)
……でも、彼のことはハグできそうにない。恥ずかしすぎるのです。
私は多分、よくスキンシップと言うか、腕とか肩とかに触ったりするのですが、彼にはあまりしたことがないんです。一回写真を撮ってもらった時に腕を組んだのと、彼が邪魔で通れない人がいたので腕を引っぱって位置をずらしたことがある、それだけ。(こんなこと覚えてるのもすごいて思うけど・笑)
とにかく、これってもう「恋」なんじゃね? って思うのです。
でも明日が最後でもう会えないんだけど、でもその後はきっと切り替えられるんじゃないかなって思う。こういう仕事だから。
というか明日、ちゃんと来るのかな。
今日は学校休んでたみたいだけど…。(一昨日、授業の後に東京に行くって言ってたし)
会いたいけど、でもなんか……会えないならそのほうがいいかもって気持ちもちょっとだけあったりして。……複雑です。すごく。
でも最後のランチはなんか22名の大勢になってしまったらしいから、なんか行くの面倒になってきた。(笑)
そんなに大勢いたら彼となんてゆっくり話せないだろうし。彼は人気者だからね。先生たちにもね。
でもまあいいや、と思っています。メールくれるって言ったら絶対くれると思うし。そういう人です。基本、まじめで誠実な人なんです。
↑↑↑
ここまで昨日書いたやつ。(笑)
で、今日、結局彼には会えました。普通に来てた。(笑)
私は思ったより冷静でした。そんなに泣かなかったし。というか彼が泣いてたので逆に冷静になれたというか…。
いやちょっと驚いたなぁ…。修了式が終わって、彼がさっさと部屋を出て行ったのです。大抵、他の学生や先生たちは残って写真撮ったり別れを惜しんだりしてるのですよ。何気なくわたしも出て行ってみたら、彼が目を真っ赤にして泣いてたから。それで思わずハグしちゃいました。なんかこの時は母親になった気分で。(笑) ハグと言ってもほんのちょっとで、他の学生に比べたらずいぶん控えめなハグでした。
その後、一旦職員室に戻ったりして、一緒にランチに行くために外に出て行ったら、彼が私をチラッと見て「うわ、先生顔見せないで」って言うんですよ。「泣いちゃうから」って。
うわーコイツ、可愛いなぁって思いましたよ。(笑)
そこから店まで、ちょっとの間でしたけど歩きながらずっと彼としゃべってました。……私的には、もうそれで大満足と言うか。
お店では、他の先生や学生もいたし、みんなでワイワイしてただけで特に彼としゃべったわけではなかったけど、それはそれで楽しかったし、これで明るく別れられていいなと思いました。
最後は本当に明るく、普通に別れました。
というか、学校に戻ってから私はすぐに帰っちゃったのでしみじみしたお別れとかはなかった。(笑)
今考えると、それがちょっと心残りと言えばそうなんですが……。もしかしたら彼はその後話しに来たかもしれないので。いや分かりませんけども。
でも、もしそうなって話してたらまた泣けてくるかもしれないので、それよりはこのまま帰ろう、と思ったんですよね。どうしても話したければメールしてくれるだろうし。
そして今、まだ実感がないせいかそんなに酷く寂しいとか悲しいとかはないです。
っていうか、あまり深く考えないようにしています。
でもこれから少し休みがあってまたすぐに次が始まるし、新しい学生も来るし、新しいクラスでまた一から始めなきゃいけないので感傷に浸ってる暇もないと思います。
なんかね、思ったより全然平気だった自分が、ちょっと悲しいかな。(笑)
やっぱ、年の功なのかなぁ。自分の感情をコントロールするのが上手になったというか。
それはちょっと寂しいですね。
若い頃みたいに、ジェットコースターに乗ってるみたいな激しい上下動もしんどいけど、今考えればそれはそれで充実した、刺激に満ちた日々だったなぁって。
最後は年寄りの御託みたいになっちゃいましたけど、これでおしまいです。
まあここまで読んだ方はいらっしゃらないと思いますけど。
とにかく、明日からは気持ちを切り替えていきたいと思います。
サイトの更新も、ちょっと頑張らなきゃね。^^